投稿日: 2025年11月24日
4.17
投稿者: 竜胆傑
雪平さんは正直写真で抱いていた印象を静かに上回ってきた。 高い背丈と細く整ったシルエット。柔らかい雪肌が光を含んでいて、触れなくても質感が伝わってくるようだった。猫目気味のきれいな目が印象的で、サバサバとした第一印象とは裏腹に、話し始めると穏やかな声にゆるやかな微笑みが混じる。そのギャップが、思った以上に心に残った。 施術は背面オイルから始まり、ところどころにカエル脚や四つん這いが挟まれる一般的な流れ。 若いから技術は未知数だろうと勝手に想像していたが、実際は手つきが軽やかで、肌の上をすべる動きに迷いがない。特にフェザータッチはふわりと空気を揺らすようで、意識の輪郭がゆっくりとほどけていく。密着の距離も丁寧で、モチモチとした肌の質感が優しい温度として伝わってくる。 施術中に向けられる柔らかな微笑みは、クールさの奥にある人柄を感じさせ、静かな癒しとほのかな高揚のあいだを揺らすようだった。彼女自身は礼儀正しく、話し方もしっとりと落ち着いていて、距離が近づく場面でも決して急ぎすぎない。若さよりも丁寧さが印象として残る。 かなりコスパが良く、内容に対する満足度は高い。 特別なオプションがなくても、その時間だけで十分に満たされる感覚があった。 全体を通して、妖艶な雰囲気と素の柔らかさが同時に存在する、不思議な魅力を持つセラピストだった。 エステとしての静けさと、人柄から滲む暖かさがひとつの空間で溶け合い、ゆっくりと余韻を残す。次に会うとき、その雰囲気がどんなふうに深まるのか——自然と気になってしまう、そんなひとだった。