投稿日: 2025年9月27日
4.17
投稿者: ゆらぎ坂のトオル
白い肌はまるで絹のようで、ほのかに香るシャンプーの匂いが心を撫でていく。 目は大きく澄んでいて、笑うと小さく弧を描く口元に温度が宿る。 童顔でありながら、その奥に漂う艶やかさが印象的だった。 スタイルはむちむちとした柔らかさの中に、女性らしい曲線が隠れている。 おわんのように整った胸元、形の良いヒップライン。 抱きしめたら弾力を感じそうな温もりがあり、まさに「癒し」と「色香」の境界に立つ人。 全身の肌が吸い付くようで、触れた瞬間から安らぎが広がっていった。 施術は静かに始まる。 オイルを流す手つきは熟練のように滑らかで、背中から腰、脚へと音を立てずに移動していく。 指圧ではなく、体温で筋を解きほぐすような感覚。 ふと近づく息づかいが頬をかすめ、心拍がリズムを乱す。 カエル足では、呼吸とともに密着の温度が増していき、 “距離”という言葉が意味を失うほどだった。 仰向けになると、彼女の髪がそっと触れた。 まるで風が通り抜けるように静かで、 その一瞬が長く伸びて、部屋の時間さえ止まった気がする。 恥じらいの中に見え隠れする確かな情熱—— それが彼女の施術の核にあるものだと感じた。 最後に頭を包み込むようなヘッドマッサージ。 手のひらが伝える温もりに、日々の疲れが音もなく消えていく。 終わりを告げられたとき、心に残ったのは「満足」ではなく、「安堵」だった。 園田さんは、穏やかな光のような人。 触れるたびに心をほどき、静けさの中に優しい余韻を残す。 その優しさが恋しくなったとき、また会いたくなる—— そんな、記憶に沁みるセラピストである。