投稿日: 2025年10月9日
4.5
投稿者: 週末のネオン
部屋の扉が開くと、そこにいたのは春の光をまとったような女の子――夏色あまねさん。 その名前に違わぬ柔らかな雰囲気で、微笑んだ瞬間に場の空気が少し明るくなる。 ぱっと見はアイドル系、だけど話すと拍子抜けするほど素朴で、現役JDらしい自然体。 「作られていない可愛さ」って、こういうことを言うんだなと妙に納得してしまう。 体のラインは細身ながらも、骨ばっていない。 光に透けるような肌が、滑らかに動くたびにオイルの艶を拾っていく。 視覚的にもリズムがあって、どの角度から見ても“絵になる”人だ。 施術が始まると、最初の一滴のオイルが落ちる音すら、妙に印象に残る。 うつ伏せからカエル脚へ、そして四つん這い。 その一連の流れがまるで舞台のシーン転換のようで、彼女の動作には一つひとつに物語がある。 圧の強弱も、タッチの速度も、まるで“間”を計算しているかのようで、気づけばこちらが完全に世界に引き込まれていた。 仰向けに移ると、一気に距離が縮まる。 目が合えば照れ笑い、指が触れれば微かな息づかい。 恋人のようでいて、でも決して越えない絶妙なライン。 “フェリックスらしさ”を彼女なりに解釈したその施術は、優しさと艶のバランスが見事だった。 終盤、時計の針が進むのが惜しく思えるほど、空間が一つの物語のようにまとまっていく。 現役JDの初々しさに、セラピストとしての誠実さが混ざるその時間―― まるで“青春のワンシーン”を、少し大人になってからもう一度味わったような気分になる。