投稿日: 2025年8月17日
3.83
投稿者: ninnin佐藤
花村さんが出迎えてくれた瞬間、小柄な印象の中に柔らかい存在感をまとった人だとわかりました。丸みを帯びた頬や自然体の笑顔に明るさがあり、写真の可愛らしさそのままに、近くで見ると肌のきめ細かさやラインのやわらかさが際立って見えます。ミニマムな体つきにも関わらず、抱きしめたらすっと馴染みそうな温度感があって、そういう“親しみやすい可愛さ”が彼女の大きな魅力だとすぐ感じました。 話してみると、年齢相応の落ち着きがありながら、肩の力を抜いた接し方が心地よく、こちらが構えずに話せる空気を作ってくれます。小柄ゆえの幼さではなく、大人としての節度と、距離を近づけるときのやわらかい愛嬌。そのバランスが自然で、部屋に入って間もないうちから緊張がほどけていきました。 施術が始まると、まずは指圧から丁寧にほぐしてくれます。力が強いタイプではありませんが、その分こちらの状態を探りながら一つひとつ積み重ねるような触れ方で、誠実に向き合ってくれているのが伝わるマッサージでした。オイルに切り替わると動きの流れが変わり、体のカーブに沿わせるようなタッチが増えていきます。背中にそっと寄り添って耳元に呼吸がかかるような距離が生まれると、空気の温度が少し変わって、自然と意識が深まっていくような感覚がありました。 脚まわりを流す動きや、体勢を変えるときのしなやかな手つきには、小柄さから想像する以上の包まれ感があります。添い寝の角度になる場面では、太ももの温度が近くに落ちてきて、ほんの少し体が触れるたびに胸が高鳴る。派手な仕掛けよりも、こうした“さりげない寄り添い方”がとても上手な人だと感じました。 終盤はストレッチを交えつつ、呼吸を整えるようなゆったりとした流れで締めてくれて、最後のタオルワークまで丁寧。施術後に見せてくれる柔らかい笑顔も、どこか人柄の良さがにじんでいて、自然に「また話したいな」と思わせます。 全体を通して、小柄さの中に大人の包容力と愛嬌が詰まったセラピストでした。接し方、距離感、落ち着いた雰囲気。そのどれもが品よくまとまっていて、穏やかに寄り添われたいときにふと思い出しそうな存在です。